超絶少女2012 メモリアル@日本青年館 Vol.2




日本青年館リベンジ公演。 そして秋田恵里卒業公演。

  • セットリスト

  0. Welcome to ♥ S☆G Show!! Ⅱ
  1. EveryBody JUMP!!  …衣装:EveryBody JUMP!!
  2. NIJIIROスター☆
  3. キラ・ピュア・POWER! 〜Cheer Up! ver.〜
   MC 1  …以下衣装:ユニット別
  4. THE ロッキュYOU★ 〜キミがくれた証〜 / ロックスター(八坂,荒井,田中,溝手)
  5. 笑顔がぽろりツインテールズ(宮崎,勝田,前島)
  6. ときめき色の風とキミ / スクールガールズ(志村,稼農,秋田,渡邉,後藤)
   MC 2  …衣装:がんばって 青春
  7. がんばって 青春
  8. 夢の引力
   MC 3
  9. 虹色ダイヤ 〜スパガのテーマ〜
  10. 恋愛ルール
  11. NIJIIRO涙。。。
   メモリアル映像
   MC 4  …衣装:女子力←パラダイス
  12. 女子力←パラダイス
  13. みらくるが止まンないっ!
   MC 5
  14. 絆デイズ
   MC 6
  <アンコール>
   PV集
   MC 7  …衣装:レコード大賞
  EN1. MAX!乙女心
  EN2. Be with you
  <Wアンコール>
   秋田卒業映像 BGM. Dear 〜未来の地図〜
   MC 8
  WEN1. 笑顔の羽根
  WEN2. MAX!乙女心
   閉演BGM. Be with you (超絶バージョン)
10〜20分押し、秋田アナウンスで始まり2時間強。

シーン別感想

OP : せり上がり+爆発特効でスタート。 この盛り上がりはなかなかのものだった。
エビジャン : まぁこの曲はケツでも頭でもいけるね。 いきなりピノセンターで熱い!(2番)
キラピュア : 確かにラスサビのブレイクがイイわ。 あ〜録り直してほし〜。
ロッキュー : るかのアシンメトリー絶対領域に釘付け。 美麗の「ロッキュー!」決まった!
ときめき色 : うーん、りかたそだねぇ。
女子←パラ : 良いねぇこの曲。 多分これだけはずっと飽きない。
アンコール : 秋田ファンの有志で緑サイリウムが配られていたため、会場が緑の光に包まれる。
これは素晴らしい光景だった。 他の色、一切なし。 スパガファンも随分と丸くなったものだw
PV集 : 謎。 繋ぎのためだけに作ったんだろうけど。 普通この演出だと新譜発表なんだがね。
乙女心 : うんまぁこれが一番盛り上がるってのはわかるわ。 間奏ダンス3人衆がとても素敵。
MC 8 : メンバー一人一人が秋田にメッセージ。 みんな喋り出した途端泣くから笑っちゃったw
ピノの「秋田しか勉強の話を出来る相手がいなかった」はワラタw みやりは際どい発言してたな。
笑顔で見送ると決めていたりーぬも堪え切れず涙、これには流石にジーンときた。 秋田は強い。
笑顔の羽根 : もちろん歌うよね、安心。 間奏の秋田のお返しメッセージ、よく入れ切ったわ。
乙女心 : 内心「えっー!」w盛り上がりさえすればいいってことねw エビジャンが良かった。

全体感想

パフォーマンスは全体的に、なかなか良かったと思います。 「最高!」と言えないのはどこかが
劣っていたというわけではなく、「スパガの本領はまだまだこんなものじゃない」と感じたから。
今日はごっちゃんの歌声が安定感があり素敵でした。 ダンスはやはり、りかたそのしなやかさ。
え〜、あと↑に書きそびれた良かった点は、ピノの真っ白な太股が最高に美しかったこと、かなw
で、ここからは結構苦言になってしまします。 まず、コンセプトが非常に中途半端だったこと。
今日という日は、2ndアルバム発売直後であります。 普通なら、当然アルバム曲を期待します。
けれど今回のライブには、去年中止になった青年館ライブのリベンジという名目があるわけです。
タイトルも「超絶少女」。 去年やるはずだったライブを完全再現するというのなら理解出来る。
しかし初っ端から新OP→新曲。 その後は超絶少女の流れになるも、シングル曲はしっかりやる。
「笑顔の羽根」に関してはもちろんケチはつけません。 今やらずしていつやる、って曲ですし。
でも締めは乙女心ですよ。 もうグラッグラなセトリ。 何がしたいのか、さっぱりわからない。
自分はライブタイトルが超絶少女だということを深く考えず、2ndアルバム中心のセトリになると
勝手に思い込んで参戦してしまい、頭が新曲流れだからすっかりそのつもりで見ていたら、なんと
Wアンコールまで2ndアルバム新曲がないじゃないですか。 ガッカリでした・・・期待外れです。
けど、もし最初から最後まで再現を貫いていたなら、途中で気がつくし、納得も出来たでしょう。
せめて2部構成だったらよかった。 シングル曲が固まってしまうけど、それは仕方のないこと。
というわけで、中途半端に2ndを見せられ中途半端に1stを再現し、モヤモヤが残るセトリでした。
まぁ内部事情を考えると、新曲をレッスンする時間が用意出来なかったか、もしくは秋田卒業後の
フォーメーション変更の手間を考えあえてやらなかったのかわかりませんが、新曲は無理と判断、
かといって新規ファンも多いのにシングル曲を切るなんて有り得ない、結果こういうことに・・・
という感じだろうと、想像はつきます。 ですが、それでももう少しどうにか出来たと思います。
次に演出面。 最初のせりを使った登場と爆発は結構良かったけれども、それ以後がからっきし。
派手な特効や舞台装置をふんだんに使えとは言いませんよ、そこまで大きな会場ではないですし。
でも映像一つにしても、もっと拘りを持って、しっかりと意味のあるものを作って頂きたかった。
今日流れた映像はどれも“思い出”という言葉をいいことに、映像素材を適当に繋ぎ合せただけの
魂の籠っていないものに思えてしまいました。 別に金をかけて豪華なCGを使えとは言いません、
何かもうちょっと、客にも伝わる映像がほしかった。 コアなファンなら満足したのでしょうか?
これは比べるものではありませんが、今日最も印象的だったのはファン有志の緑サイリウムです。
ラストのテープ発射はベタだけど良かった、あれが救いでした。 次回の演出向上に期待します。
そしてトーク。 「アイドルだから可愛ければ許される」という部分もあるかとは思います・・・
実際、自分自身あのグダグダに慣れてしまい、そこまで強く不満に感じることはなくなりました。
しかし今後どんどんファン層を拡大していくのならば、少なくとも今のままでは厳しいでしょう。
前回のライブの感想で台本感が強いのはどうかと思う、と書きましたが、演技的な台本ではなく、
テーマやスタイルを決めるための台本は必要ですね。 それだけで大分改善されるかと思います。
最後に会場。 これは良かった。 歴史ある日本青年館なので当たり前と言えば当たり前ですがw
これまでアストロホール,ステラボールと散々な会場(というより仕切り)を経験してきたので、
それもあり快適に感じました。 音響に関しては自分はホール経験が少ないので判断出来ません。
スタッフは以前より余裕を持って動けていたように感じます。 ちゃんと対応してくれましたし。
とまぁ、色々好き放題書いたので、今回のライブの具体的な感想はこれぐらいにしておきまして、
自分が今スパガのライブもといスパガ全体に感じていることを書いて終わりにしようと思います。
スパガの目指す方向性、アイドルストリートという団体の指針、に関しては、樋口Pの言動から、
確かな考えに基づいて計画的に進んでいるよう感じています。 なので、勝手に安心しています。
スパガの楽曲の方向性。 これも樋口Pの言動と、じゅんDの情熱を見て、勝手に安心しています。
ところがライブはどうか。 “成長を見せる”という点はわかりますが、その他の要素というか、
スパガのライブは一体何が売りなのか、どういうコンセプトを打ち立てどこを目指しているのか、
そういう根底の部分が感じ取れないんです・・・ それは自分が未熟なせいなのかもしれません。
しかし、どうにもスパガにとってライブの位置付けが定まってないよう思えて仕方がないのです。
ライブ監督が表に出てこないから、という話ではありません。(もしかしたらそれもあるのかも)
このまま明確な答えを見せずに活動を続けていると、スパガはライブに魅力がないアーティストに
なってしまいそうな気がして怖いんです。 もっと売れれば、変わってくるのでしょうか・・・?
尤も、自分はライブ派人間ではないので、音源が良くてメンバーが可愛い限り、追い続けますが。

はなむけの言葉

えりりんスパガとしての活動、お疲れ様です。 この選択を後悔しないよう頑張ってください。